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自信がなくてなかなか挑戦できない人へ

100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。

いつもお世話になり有難うございます。

 

自分の性格や特徴について、様ざまな評価をしていることがあります。

例えば、34歳男性でハンバーガーショップのオーナーをしているクライアントのCさんの場合、

「自信をもって色々なことにチャレンジした方が仕事で成功しやすいとは思うけど、どうせ自分は中途半端で終わらせてしまうように思うので、なかなか一歩が踏み出せないのです」

と、自分を変えたいのだけどなかなか上手くいかない悩みを話して下さいました。

 

Cさんが自信を持てない背景をもう少し詳しくお聴きしたところ、これまでにも「これをやったらお店は繁昌するかもしれない」のように、様々なアイデアを出したことはあったのだけど、行動が遅い自分がいたり、色々なことに手を付けては期待する結果が出る前にいつの間にか行動をやめてしまっている自分がいたりしたので、「自分は何をやってもダメなのだ」と、ダメな自分が自分らしいと認識されているようでした。

 

実は、「ダメだと思っている部分を直す」ことで自信をつけられるケースもあるのですが、Cさんのような場合、それではなかなか自信が掴み難かったり、時間とエネルギーがたくさん必要になったりするため高コストになってしまうことがあります。

 

なので、私がこうしたクライアントをサポートさせて頂く際は、今の自分自身の性格や特徴を変える前に、ありのままの自分の存在を受け入れて、認めることを第1ステップにおいています。

 

これは仏道の教えの中に、『泥中の花』に基づいています。

「蓮の花は、泥水の中から茎を伸ばして、綺麗な花をつけるように、自分に与えられたもの・与えられた環境の中で精一杯生きることが、人生を成功させる」という教えです。

 

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Cさんの場合だと、「様々なアイデアを出したけど、行動が遅かったり、期待する結果が出る前に行動をやめていたりする」から「自信がない」と思われているようでしたので、

「行動が遅かったり、期待する前に行動をやめてしまったりするはあったものの、様ざまなアイデアを出すことはできていた」

と、少し言い方を変えるだけでも、Cさん自身が自分自身を認める上で有効でした。

 

私たちはついつい自分の欠点に意識が向きやすいかもしれません。

例えば、ドーナツのほんの一部分がかじられていた場合、ほとんどの人がかじられた部分に目がいくのではないでしょうか。

「完全な丸ではない。だからダメだ。」と、評価しているかもしれません。

 

仏教の『泥中の花』の教えは、

「自分の欠点や苦手なことにフォーカスを当てるのではなく、自分の強みや得意なこと、与えられた能力や経験などを生かしていけば、自分の人生はよくなるようにできている」

ということです。

 

こうした仏教の考え方をCさんに分ち合ったところ、

「アイデアが出せる、創意工夫が得意という自分がいるとは思っていなかったけど、確かにこれまでの人生を振り返ると、いろいろ考えることは好きだったと思います。」

と、自分の強みを認識されていました。

Cさんは、自分にはできていないところや欠点がたくさんあるので、自信を持ってはならないと思い込んでいらっしゃったそうです。

 

完全無欠な自分になったら自信が湧いてくるのではなく、

「確かに未熟な自分なのだけど、自分に与えられたものをどんどんを生かしていこう」

と決めて、行動して、そして小さな成功でもいいので積み上げていくと、自信が自然と湧いてきます。

 

Cさんとも、「自分は〇〇だからダメだ」という成功できない言い訳をするのを辞めて、

「こうした自分をどのように生かしたら、成功するか?」

を考えて、できることから一歩ずつ行動していくことにしました。

 

例えば、Cさんには「行動が遅かったり、期待する前に行動をやめてしまったりする」という弱点がありましたが、「行動が遅かったり、期待する前に行動をやめてしまったりする」自分を認識した上で、「アイデアが出せる、創意工夫が得意という自分」を生かして、「どうしたら行動を早くできるか、どうしたら継続できるか」を一緒に考えました。

 

そして、

◆   やりたいこと、やるべきことを細分化する。例えば、リピート客を引き寄せるためのクーポン券を発行するアイデアを実現するためには、「他店のクーポン券を集める。それを参照に当店のデザイン案を作る。クーポン券を印刷する用紙を購入する。」のように、チェックリストをできるだけ細かくつくって、行動が完了するたびにチェックリストを消し込んでいく。

◆   自分一人でやろうとすると、ついついサボってしまう自分がいるので、コーチに「いつまでに、これをやります」と約束をする。

◆   やりたいこと、やるべきことを達成したとき、自分自身へのご褒美を決めておく。

などを考えて、実際に実践されています。

 

自分に与えられた様々な特徴を、はなから否定するのではなく、これを生かしていくことを考えていくことが、自信を育み、自分を成長させていくポイントだと思います。

Cさんも、現在は自分自身を生かすことを楽しまれていて、少しずつ業績アップなど目に見える成果に好い影響が出ていているようです。

 

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