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自分の意見を言ってこない社員にしてしまっている社長の無意識のコミュニケーション

人材を生かすサポートをしています。

100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。

いつもお世話になりありがとうございます。

 

「今回起きたミスを今後は発生させないためにどうしますか?」

「今回のトラブルを2度と繰り返さないために、あなたはどうしますか?」

「この問題を解決していくために、何か意見はありませんか?」

 

このようにスタッフへ問いかけると、

自分の意見や考えを答える人もいれば、

黙ってしまう人もいたり、

「分かりません」と考えていないように見えたりする人がいたり・・・

するかもしれません。

 

社長にしてみれば、

「自分の意見や考えを答える人」は自分の期待に応えてくれる人なのでお気に入りの人材になるかもしれません。

しかし、「黙ってしまう人」や「分からない・・・と、自分の考えや思っていることを言わない人」は自分の思い通りにならない人として苦手は人材になるかもしれません。

 

 私の顧問先の社長と対話する中で、こうした事例は少なくありません。

組織の中で起きる「ある・ある」なのかも知れません。

 

先週、顧問先の製造業の社長が

「この社員のお話を大喜多さんも聴いてあげてやってもらえませんか?何を考えているのか私にはよく分からないのです・・・」

と、おっしゃっていたので、工場のエンジニアとお時間を頂いて会話させて頂きました。

 

社長にしてみれば、社員から意見を聴く機会や考えていることを発言する機会を作っているのにも関わらず、

社員が発言してこないことが理解できず、被害者意識が湧いてきている状況のようでした。

 

たしかに、社長がすべて悪いわけでもないですし、社員にも責任はあると思いますが、社員が変わることを待っていてはなかなか問題解決することが難しいかもしれません。

 

仏教にある悩み事を解決していくときの「四諦の教え」では、

自分に与えられた苦しみの原因を自分の中に発見すること

が解決の第一歩であると教えられています。

 

 

そこで私は、

社員から見て社長がどのように映っているのかを教えてもらい、社長に与えられている悩み事の原因を社長の中に発見するヒントを得ることを目的に、社員さんと対話する機会を頂きました。

 

社員さんは、私との対話で最初は警戒されたり、緊張されたりしていたのですが、だんだん打ち解けてきて、会社や社長に対して次のように思っていることを少しずつお話して下さいました。

 

社長から

「今回のトラブルを2度と繰り返さないために、あなたはどうしますか?」

と言われて、いろいろ考えてみて、いくつかの案は浮かんでくるのですが、

「じゃぁ、それでを実際にやったら必ず上手くいくのか・・・」

と、もし社長に言われたら、そこまでの責任は取れないと思ってしまい、なかなか思っていることを言えていないんです・・・

 

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「自分の考えや意見、そして自分自身が否定される」と思うと、なかなか思っていることを話したり自己開示したりすることができない・・・

のが人間の性ではないでしょうか。

 

この後、社長と一緒に学ばせてもらったことは、

自分の意見や考えを言えない相手にもその責任はあるけれど、

その一方で、相手に自分の考えや意見を言えなくしている責任がこちらにもあるかもしれない・・・

ということでした。

 

自分の内面をよーく点検してみると、

相手を嫌っていたり否定していたりする部分があり、

それが相手に伝わって、

「この人には自分の思っていることを言っても否定される」

と、自己防衛させる相手に変えている責任が自分にあるかもしれない。

 

相手は変えられない。

自分を変える。

自分が変われば自分から与える影響が変わる。

そして、結果的に相手が変わる。

 

 

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