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決断力を磨く正思の反省!判断に迷う自分vs.即決する自分

クライアントの「決断」を支援する仕事をしています。
100人100通りの戦略コーチングの大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。

 

諸行無常の世の中です。
常に変化が起こっています。
だから、変化しないことを選択するということは、時代や環境や顧客など、自分の周りが変化していくことに取り残されていきます。


そして、今の仕事の状況がよかったとしても、やがて衰退していくことにつながります。

しかし、

私のコーチングを必要としてくださるクライアントの中には、変化しなければならいことは頭ではわかっているけど、なかなか一歩が踏み出せないで困っている人もいます。


新しいことを始めていくことの必要性を感じているものの、始める決断ができずに、「今のままでいること」を選択し続けている自分を、どこかむなしく感じている人もいらっさいます。

 

このように、変化を選択する決断をできないでいる人は、いったい何に決断を邪魔されているのでしょうか?

 

仕事を発展・繁栄させていく上で、
「これはチャンスかもしれない」
のようなことが自分に巡ってきたとき、このチャンスを掴むかどうかの判断を迫られます。

 

1つ事例をご紹介したいと思います。

「売上 = 自分の仕事で提供している価値 × レバレッジ」

という方程式が成り立ちます。


レバレッジとは少ない労力・時間で最大限の効果を発揮するもので、例えば、自動車販売業をしているクライアントの場合、提供している価値は「自動車の販売を通したライフスタイルの快適性」であり、レバレッジは「新車を紹介するチラシや広告、Webサイト」だったりします。フランチャイズに加盟して、本部が提供する売上アップの手法を取り入れることやネームバリューを活かすこともレバレッジです。

 

自動車販売業をされているクライアントが、自分の仕事で提供している価値をより多くの方々へ伝えて売上アップを図るために、新しいレバレッジとして
「異業種のビジネス交流会で人脈を広げること」
という機会に出会い、これに参加し続けることで自社の売上アップが果たせそうな直感が働いた場合、このチャンスをつかむかどうかの判断に迫られます。

 

ここで即決して、変化を作るスピードの早い人は、
新しいチャンスをつかむことによるリスクよりも、リターン(可能性)の方を重視して、変化に伴うリスクは何とかなるだろうし、工夫して何とでも乗り越えていけるだろうと、無意識に判断するケースが多いようです。

もしくは、リスクが見えていないケースもあります。


または、判断に必要な情報が足りなかったり、判断に必要な情報が何なのかが分からなかったりしていると、決断のスピードは鈍ります。

 

一方で、

チャンス、つまり変化の機会を掴むことの判断に迷ってしまったり、変換しないことを選択しやすい人の場合、新しいことを始めることで自分のライフスタイルに変化が生じたり、時間の使い方が変化したりすることで、これまでの生活バランスや仕事のバランスが一時的に崩れることを心配する傾向が強いことが多いです。


言い換えると、今までの生活、時間の流れの中で培ってきた調和が乱れることを恐れて、新しいことを取り入れることに大きな勇気が要る場合、決断に迷いやすい傾向にあります。

 

 

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この両者のどちらがよくて、どちらが悪いというものではありません。
仏道で教えられているところの「中道」を私たちは学んでいくことが大切だと思います。

 

つまり、バランス感覚です。

「チャンスが来たら何でもOK。」
「このチャンスを逃したら飛んでもない損をするのでは・・・。」
の傾向が強すぎると、そのチャンスを掴んだことによる変化がもたらす一時的な不調和に近い将来強く悩むことがあるかもしれません。

 

例えば、私のクライアントの場合、仕事で成功していくために、様々な新しい取り組みを積極的に取り入れて、仕事の時間や責任を増やしていきました。その結果、顧客から必要とされることが増えてきて、売上・収益が上がることに成功されてきたのですが、仕事と家庭のバランスが崩れていることに気づくことが遅くなって、離婚問題にまで発展してしまい、困り果てて私の個別相談にこられケースもありました。

 

一方、
「石橋を叩いて渡ろうとする。そして結果的に石橋を叩き割って、渡らないことを選択する。」
という傾向が強すぎると、明日や明後日、1ヶ月後に変化を選択してこなかった原因に対する報いを感じることは少ないでしょうが、やがて変化することが絶対に必要な状況になってから変化しようとしても手遅れであることもあります。

 

例えば、
「今、そこそこ事業は軌道に乗っていて、家族や少ない従業員を食べさせることはできているから無理して新しいことにはチャレンジしない。」
と静かにローカルエリアで事業をしていたものの、郊外に大型ショッピングセンターが建設されることになり、急いで会社のイノベーションをかけようとしても準備期間や知識を得る時間が足りず、結局、大手に根こそぎ仕事を持っていかれて強制的に願っていない変化を選択させられたケースもあります。

 

「天国への道は茨の道」
「地獄につづく道は整備されて歩きやすい綺麗な道」
と、比喩表現を使った仏道の教えがありますが、新しい変化を選択して、自分も会社も変化していくこと・イノベーションしていくことは必要です。そして、それに伴う痛みも受け入れる器が発展・繁栄には必要です。

 

その一方で、変化を起こすことによる一時的な不調和を可能な限り予測し、それが今の自分で受け入れられるものかについても考えておくこと。もし、今の自分では受け入れがたいものであるならば、時は今ではなく、自らを研鑽する期間が必要と判断することも必要なケースがあると思います。

 

したがって、やはり、日々の中で、
「今日、自分はいかなる判断をしたか。それは適切な判断だったか?」
と、仏道における八正道の「正思の反省」が、現代の経営・事業成長にも生きてくると実感しています。

つまり、正しい決断力を磨く智恵がここにあると思います。

 

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