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怒ってないのに恐れられている人のコミュニケーションの癖

従業員のヤル気・モチベーションに影響を及ぼす仕事をしています。

100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。

いつもお読み下さいましてありがとうございます。

 

休み明けに、

「行きたくないな~」

と思ってしまう職場とはどんな職場でしょうか?

 

従業員が「職場に行きたくない」と思う原因は、

職場にだけではなく従業員本人の中にもあると思うのですが、

一般的に殺伐とした雰囲気の漂う職場は離職率もが高く、

職場の人間関係職場の雰囲気従業員のヤル気・モチベーション

影響を及ぼしていることは間違いないと思います。

 

職場の殺伐とした人間関係とは、

どのようなキッカケでつくられていくのでしょうか?

 

色々なキッカケが存在するのですが、

例えば、従業員7名の保険代理店をされている経営者Sさんの場合をご紹介したいと思います。

 

Sさんは、出先から気になったことを従業員にメールで、

「〇〇さんの交通事故の件、あれからどうなった?」

などのように連絡していたそうです。

 

Sさんはただ、状況を確認したかっただけなので、

用件だけをメールに書いて送ったのだそうです。

 

一方、

 

それを受け取った従業員の中には、

 

「社長は〇〇さんの事故の状況を知りたいんだな」

と、内容そのものを受け取る人もいれば、

 

「あ!社長は報告がないからお怒りなのでは・・・。また気分を害することをしてしまった・・・」

と、ストレスを感じている人もいらっしゃいました。

 

どうやら、この繰り返しで、社長が帰社すると、

殺伐とした雰囲気が社内に漂っているのかもしれない・・・

という仮説が出てきたのです。

 

これは決して、経営者のSさんだけの問題ではなく、受け取る従業員側にもコミュニケーションエラーの原因があると私は感じ、従業員さんにも別途フォローアップした上で、Sさんとも今回の件を通して会社をより成長しやすくする機会になるような学びが得られるようにサポートさせて頂きました。

 

社長のSさんは

「基本的には電話で従業員にも客先にも連絡を入れるのだけど、諸事情でメールに変えるときがあり、その時は、特に社員にメール連絡する際は用件以外のことは書かないようにしている・・・」

と、おっしゃっていました。

 

私の知り合いで県外の某経営コンサルタントをされている人の中にも、これと同じ考えをお持ちの方が複数いらっしゃるので、ビジネスライクではこの連絡手段はありなのかもしれません。

 

ただ、コミュニケーションとはキャッチボールであり、

キャッチボールとは相手と行うものですから、

「自分が欲しい答えが得られさえすればOK」

といった意図でコミュニケーションをすることのリスクは知っておいた方がイイかもしれません。

 

敢えて極端な言い方をすると、

「自分さえよければイイ」

といった意図で相手に関わっているようなコミュニケーションは、相手に不快を与えていることにすら、自分は気づけない・・・というケースがあるわけです。

 

さらに、自分が相手に不快を与えたのであれば、やはり、巡り巡って自分にそれは返ってきます。

それは鏡の法則であり、因果の理法です。

 

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メールで用件だけをシャッと送りたくなる気持ちは分かりますが、

そうすることによるリスクは知っておいた方がいいように思います。

その上で、何が現時点でベストなコミュニケーション手法なのかを選択していく心配りが、人間関係をプラスにシフトさせるきっかけになるかもしれません。

 

『老子』や『荘子』の教えの中で、「無用の用」があります。

この教えは、役に立たないと思われているものが、実際は大きな役割を果たしているということです。

 

メールに用件だけを書いて送ることを否定しませんが、

一言、

「いつも助かっているよ。体調はどうだ?」

のような労いや承認があってもイイかもしれません。

 

 

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