行動して終わる人と成果を上げる人の目標設定の違い
2013/11/21
「行動する」と「成し遂げる」は大きく違うということを、クライアントと一緒に実践を通して学んでいます。
100人100通りの戦略コーチングの大喜多健吾です。
本日もお立ち寄りくださいましてありがとうございます。
2013年は残すところ40日。
既に2014年の手帳を買われて、新しい手帳に切り替えた方も少なくないかもしれません。
また、既に来年の予定がどんどん入り出した方もいらっしゃると思います。
2014年はどんな1年にしたいでしょうか?
「こんなことをする一年にしよう!そして、こんな成果を得る一年にしよう!」
と、お考えになっているか。
それとも、特に主体的に何かしようと考えているわけでもなく、入ってきた予定を手帳に書いていく一年を迎えるようにしていく人もいらっしゃるかもしれません。
さて、今日は岡山のクライアントさんと、2014年の目標設定をしてきました。
つまり、
「どんな成果を作る一年にするのか」
「再来年以降の大成功へ向けて、来年はどんなステップアップの年にするのか」
などを具体的に明確に設定し、アクションプラン作成のサポートをしてきました。
行動するだけで終わらせず、成果を上げること・成し遂げることに成功する目標設定のポイントは、
⑴理念を持つこと
⑵理念に基づいたビジョンを描くこと
⑶ビジョンを達成するための戦略、作戦を練ること
⑷戦略に基づいて行動計画を作ること
です。
理念とは、「自分軸」といわれる人もいます。
「自分が何を大事に生きていくのか」です。
企業の場合は、「自社が存在しなければならない理由」です。
ビジョンとは、
達成可能な範囲で最も大きな目標を達成した状況です。
例えば、パナソニックは前身の松下電器産業時代の昭和26年、松下氏の「主婦を家事の重労働から解放する」をビジョンとして掲げて、社員に浸透させ、一丸となって達成されています。
ビジョンを描き、仲間に浸透させることの大切さを学べる事例だと思います。
この一生涯でのビジョン、そして、その一歩となる来年1年間で達成するビジョン。
これらを明確に描き、思い続けることが力になります。
協力者を引き寄せたり、チャンスを掴んだりする力になります。
でも、引き寄せ位の法則だけに頼って努力しないようでは、長期的な成功・右肩上がりの成長は果たせません。
ビジョンを達成するための知恵を絞り、どのような道筋で達成していくのかを考えて、何にフォーカスするのかを決めて(戦略を決めて)、行動計画を立てて行くことが必要です。
たまに、
「目標達成には行動することが大事だ」
といわれているのを聞きます。
おっしゃる通り、それもそうなのですが、
「行動したけどダメでした。」
といった弱腰では本当に得たいものを得ることは難しいように経験してきました。
行動することが目的で行動するのではなく、
成果を上げること、成し遂げることを目的に行動しようとしているかで、1年の濃さは全然変わってくると思います。