チームをまとめて組織を動かしていく方法
2015年02月11日
自走型組織を創る経営者のパートナー。
100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。
チームをまとめること、組織を動かしていくこと。
このような、リーダーとして人を動かしていくことに、
難しさを感じている人は少なくないと思います。
人を動かしていくとは、何でしょうか?
チームのメンバーが自発的に動き始めたり、組織のメンバーが「やらされている」ではなく、「進んでやっている」という自走型の組織になっていくには、何が大事なのでしょうか?
その答えの1つは、
リーダーもメンバーも一緒にわくわくするような共通のビジョンを持つことです。
大海原に1隻の船を浮かべ、どこへ向かっているのかも知らされないで、船長から
「さぁ、オールを漕げ。とにかくやる気を出すんだ!」
とだけ言われても、なかなか前向きにオールを漕いだり、やる気を出せる船員は少ないのではないでしょうか?
これと同じで、チームをまとめたり、組織を動かしていくには、お互いに「ここを目指す」というビジョンを共有できていることが大事です。
さらに、そのビジョンに対して、メンバー一人ひとりが、リーダーと共に、
「これを達成したい!達成できたら嬉しいだろうな。」
といったポジティブな感情を共感できていることが、メンバーの前向きで協力的な態度をもたらす糧になります。
つまり、リーダーは、
自分も含めたメンバー全員がわくわくするようなビジョンを掲げ、
そのビジョンの実現にメンバーを参加させられる伝道師であることが鍵です。
給与やノルマだけでは、
人は前向きで協力的な態度を心から示し続けることは難しいです。
この組織はなぜ存在していて、
どうして発展・繁栄していく必要があるのか。
そして、どのようなビジョンを達成することで、
関係各位が幸福になっていくのか。
これらが軸となり、一人ひとりの心をつなげていくものだと、
顧問先の従業員の自立をサポートする中で改めて学ばせてもらっています。
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