人をイチイチ嫌いになったり腹を立てたりせずに済む発想方法
2014年07月04日
クライアントが周りの他の人を理解する支援をしています。
100人100通りの戦略コーチングの大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。
同じ書籍を読んでも、
ある人は「よい本」と言い、ある人は「役に立たない」と言う。
同じ仕組みを利用しても、
ある人は「よい仕組み」と言い、ある人は「役に立たない」と言う。
同じラーメンを食べても、
ある人は「美味しい」と言い、ある人は「マズイ」と言う。
このように、
人は同じではないかもしれません。
だから、
他の人と自分が違うことに、しりごみする必要はないのかもしれません。
そして、自分と他の人の感じ方が違うことについて、責めたり、責められたりするものでもないのかもしれません。
自分が「この本は良書だ!」と思っている本を、ある人が「この本は役に立たない」と言ったとしても、その人自身を否定しない自分でありたい。
自分が「この仕組みは素晴らしい!」と思っている仕組みを、ある人が「この仕組みはダメだ」と言ったとしても、その人自身を否定しない自分でありたい。
自分が「これは美味しい!」と思っているラーメンを、ある人が「なんて不味いんだ」と言ったとしても、
その人自身を否定しない自分でありたい。
そんな自分へ少しでも成長できたら、自分が好きなものや大切にしていることを否定する人がいても、その人をイチイチ嫌いになったり、腹を立てたりせずに済むでしょう。
仏教の教えの中で、
「仏道の修行を一人の師について習っても、教えを受ける心にしたがって、その理解度は異なるものだ」
とあるように、
「自分にはこの教え、この仕組みが役に立つようには思えない」
と思う自分がいたならば、一概にその教えや仕組みを責めるのではなく、自分自身の「教えを受ける心」を反省する選択肢も持っていたいものです。
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