時間が足りない!が癖になってしまう心の課題
2014年01月07日
クライアントが「何が本当の悩み事の原因なのか」を
スパッと明確にする支援をしています。
100人100通りの戦略コーチング!大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。
9月にコーチングをスタートしたクライアントが、
無事に2014年末をもって退職し、起業されました。
独立してから7日目の今日、コーチングさせていただきました。
独立起業する前よりも、実は独立起業したあとの方が、
やることいっぱいで、忙しい日々であることは少なくありません。
雇われているときよりも、
自分の好きなことに時間をたっぷり使えるので、
どんどん前進していく実感が湧いてくるかと思いきや、
意外にも思い通りに物事が進まず、
「おかしいな~」
「なんでだろうな・・・」
と、スッキリしない気持ちになる人も少なくありません。
少しでも時間をうまく使っていく上で、
1つ気をつけていきたいことは、
「完璧主義になっていないか?」
です。
自分の思い通りに、自分が100%納得するものになるように、
時間を十二分に費やしていくことが善行のように感じるかもしれませんが、
それはまるで、全打席ホームランを狙ってバッターボックスに入り、
三振の山を築いていく状況にを招いていくことかもしれません。
たしかに、コダワリを持って仕事をすることが
必要なケースもあると思います。
顧客に感動を与えるぐらいの成果を提供する上で、
誠心誠意・全力投球することは大切なことだと思います。
ただ、全ての仕事に全力投球しているようでは、
先発ピッチャーの役割を果たすことができる前に、
ノックアウトされているかもしれません。
例えば、今日のクライアントさんの場合、
社内のスタッフへの指示を出すプレゼン資料を作るに当たり、
テンプレートを選ぶのに30分以上を費やしていたり、
資料の中身もカラーで綺麗に色分けして、
外部に提出するかと思えるような出来栄えに仕上げているところをみると、
「そりゃ、時間がいくらあっても足りなくなりませんか?」
といった状況でありました。
やりたい仕事がたくさんあるから、
もっと仕事を増やしたい。
そうした時は、仕事の時間の中に、時間の無駄があることがほとんど。
時間を増やす前に反省するポイントがあると、
クライアントと一緒に学ばせてもらっています。