社員の考えていることが分からない!?経営者と社員の「コミュニケーションの橋渡し」
2019年04月12日
リーダーズサポートでは、従業員さんと経営者の間のコミュニケーション・エラーを埋めるための橋渡しをする仕事を得意とさせていただいております。
ほとんどの経営者は従業員に対して、
「何か困ったことがあったら言ってこいよ」
とか、
「どんな事でも聞くから、相談してきてね」
のように仰っている経営者は多いと思います。
ただ、従業員の立場になると、
「いや、なかなか社長に対して聞きたいことがあってもなかなか聞きづらいなぁ」
とか
「こんな事を言うのも、ちょっとおこがましいな…」
と考えているケースが意外に多いのです。
そこで、経営者から一定の権限を私に与えていただいて、従業員とマンツーマンで会話することで、従業員さんの素直な気持ちとか、
「ちょっと会社に相談しようか迷っているのですが…」
ということを、私がまとめさせて頂き経営者に伝える、という事をさせていただいております。(顧問先との契約内容によって異なります)
例えば、某 自動車整備会社さんの場合、過去にある従業員さんが、
「子供さんが生まれたので、フルタイムではなく、短時間のパート勤務に変えたいのだけれども、自分だけ働き方を変えてください、と社長に言うのは、他の従業員の手前上、まずいのではないか…」
と思って、社長に相談する前に他のところで就職も決めて、社長に退職届を出してきたという事があったのだそうです。
しかし、社長にしてみれば、
「いや、うちの会社でも、短時間パートの勤務に切り替えることができたのに、辞めると決めて、さらに転職先まで決定されてはもう何も相談の余地がないじゃないか(泣)」
という事が、あったのだそうです。
私は毎月1回、従業員さんと個別面談をさせていただいています。
そして、例えば、
「給料は将来的にどれくらいを目指していきますか?」
「この会社でどのような目標を達成したいのですか?」
などの要望をひとつひとつ傾聴させて頂きます。
そして、必要に応じて社長に従業員の気持ちを伝えて、従業員のどこにやる気のスイッチがあるのか、会社のことを従業員はどのように思っているのかなど、経営者と従業員のコミュニケーションの橋渡しを担わせて頂いています。
ある顧問先からは
「従業員のAさんにこんなことを確認したいのだけど、大喜多さんから聞いてもらえますか?」
と経営者から依頼を受けることがあり、経営者が直接従業員へ聞きにくいことを私が代行させて頂くこともございます。
お陰様で顧問先の社長からは
「大喜多さんのような仕事をしてくれる人はなかなかいないので、大変助かっています。」
のように喜ばれていて、お役にたてる機会を戴けていることに感謝しています。