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人間関係の衝突と苦悩を招く「これを言わないと気が済まない」

組織の人間関係の調和をサポートしています。
100人100通りの戦略コーチングの大喜多健吾です。
いつもお世話になりありがとうございます。

組織で起こる問題の80%以上は人間関係の問題だと言われています。
実際、私のクライアント先で起こっているトラブルを紐解いていくと、多くの場合、人間関係のトラブルが起因しています。

実は、
人間関係の問題が生じる1つのパターンがあります。

それは、
「これを言わないと気が済まない」
という衝動に駆られて、言った結果、
スッキリするかと思いきや、スッキリするどころかますます重たい気分を長く味÷ことになる・・・
というパターンです。

1つ実例をご紹介します。

化粧品版売のお店のオーナーをしているTさんは、
売上成績が目標に達していないOさんを呼び出して、
「目標達成できていないけど、普段からどのような営業活動をしているの?」
と、Oさんの話を聴くことにしました。

オーナーのTさんがOさんとのミーティングを設けた目的は、
『Oさんに売上成績を上げてもらい、会社としての業績アップを図ること」
でした。

しかし、TさんはOさんと対話している中で、Tさん自身は必死になって売上アップ・業績アップに取り組んでいるのにもかからわず、Oさんがあまり危機感を感じて仕事に取り組んでいないように感じてきたため、
「この際、言いたいことを言わせてもらいますけど、Oさんから全然仕事に対する熱意が感じられないし、やる気が伝わってきません。」
と、自棄になって、Oさんを責めたててました。
感情に任せて、Oさんを否定するようなことを口にされました。

その結果、オーナーのTさんは一時的に言いたいことを言えてスッキリしたのかもしれませんが、Oさんは自分の頑張りだけではなく、自分自身の人間性もTさんから否定されたように感じて、ますますこの会社で働く気持ちや仕事に前向きに取り組む気持ちが失せてしまいました。

つまり、オーナーのTさんはOさんにやる気を出して、もっと売上成績を伸ばしてもらいたくて、ミーティングをする機会を設けたのにもかかわらず、Tさんが作った成果は「Oさんのヤル気を削ぐ」という、Tさん自身が本当に求めていた成果とは真逆のものを創ったのでした。

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人間は、イイも悪いも「やられたら、やり返したい」と思いやすい性質があると思います。
自分がこの人の所為で不愉快な想いを得る事になったと思えたら、その相手にも不愉快な思いをぶつけたいと思いやすい傾向があります。
「これをあの人に言わないと気が済まない」という衝動にかられ、感情に任せて言うことです。

そうすることでスッキリするのであれば、ある意味で、やった甲斐もあるのかもしれませんが、多くの場合、衝動にかられたり感情に任せたりして行う言動は、自分が求めている成果・結果とは真逆のものをもたらすことが多いです。

なので、
「これを言ったら、相手はどうなるのか?」
を少しだけでも考えて、自分の発言を選択して、自分が求めている成果を得るだけの賢さを磨いていくことが必要だと思います。

特に、トップに立つものであれば、それが責任なのかもしれません。

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